座面をペーパーコードで編んだ超軽量のスツール
座面にペーパーコードを使用し、丁寧に編み込むことで、フィットした座り心地、耐久性そして圧倒的な軽さを実現しています。
detail
ピンと張られたペーパーコードは、程よい弾力で使い込むごとにお尻の形によくなじみ、一人一人に合う座り心地になっていきます。
旋盤で削り出した丸脚やスピンドル、楕円の貫など細かな意匠に拘わり作ることで、モダンで上品な佇まいがあります。
木材
材種はブラックチェリーを使っています。果物のアメリカンチェリーが取れる木と同じ仲間で、一般的にチェリー材として流通しています。チェリーは散孔材といって木の導管(水分の通り道)が木部に散在しているため、触った感覚が非常に滑らかな木肌となります。
また、優しい木目が特徴的で色々な素材と合わせても違和感なくマッチします。
オイル塗装で仕上げられたチェリー材は時間の経過によって艶が増し、飴色へと変化していきます。経年変化における色の変化が大きな材種です。
始めは淡いピンク掛かった色味ですが、1年も経てば赤みが濃くなりはっきりした色合いになります。3.4年経過すると深みと透明感のある濃い飴色への変化は見ものです。ぜひ、使い込むことで出来上がるヴィンテージ感も楽しんでください。
また、チェリー材はガムポケットといって樹木の成長段階において細胞の隙間に滲み出た樹脂が溜まり固まった痕が黒い点や線として特徴的に現れます。それぞれの木が持つキャラクターマークとして、同じもののない無垢家具を感じられます。
座面
座面の編み方は「Yチェア」に代表される「封筒編み」ではなく「鹿の子編み」になります。「鹿の子編み」は1脚編むのに4~5時間かかるほど手間はかかりますが、耐久性、意匠性ともに上と考え採用しました。 細さ4mmの紐を1本1本編み上げて作られる細かなデティールは、軽やかさと、華やかさを感じさせます。
●ペーパーコードの特徴
「ペーパーコード」は読んで字の如く「紙の紐」ですが、ただの紙ではありません。特別に樹脂を含ませた、耐久性、耐水性に優れた椅子の座面用に作られた紐になります。
北欧生まれのこの紐は当初は麦など農作物を束ねる紐として使用されていたようです。その後その品質や耐久性によって椅子の座面としても使用されるようなりました。その特徴はざっと上げるだけでも以下のようにあります。
●1. とっても丈夫
ペーパーコードをほどいてみると、1本の紐ではなく、3本の紐をより合わせて出来ていることがわかります。
また、それぞれの紐は1枚の紙をよじってできています。天然の繊維パルプからできている紙は、破けにくく、切れにくいですが、それをよじって固め、さらに3本に組み合わされた強さは、引っ張ったくらいではまず切れることはありません。その、ペーパーコードを使用した座面は10年以上快適に使用することができ、また、編み代えも比較的簡単に行うことができます。
●2. 快適
ペーパーコードの座面は通気性に優れています。夏は蒸れにくく、さらっとしており、ざっくりした涼しげな素材感は夏にぴったりです。また、冬は、部屋の空気よく含むことで、木の座面の椅子に座ったときのようなひんやりとした感じもありません。1年中快適に使うことができます。
●3. 軽い
手に取ってくださった方は皆さま驚かれます。それもそのはずnocoスツールの重さはわずか2kg!これって結構驚異的なんです。軽いということは気軽に持ち運びができるということ、お掃除の時もラクです。 リビングでも玄関でもキッチンでも、お部屋に一つあるだけで、気軽に腰掛けられ、とても絵になります。
●色々なバリエーション
NOCOスツールには丸脚タイプと角脚タイプがあります。柔らかく繊細で優しい雰囲気が特徴的な丸。全体に四角いフォルムがシンプルでちょっと男らしい雰囲気の角があります。
また、座面のペーパーコードの色も定番のベージュの他、チェリーの濃い色合いとても映えるカラーのサックスブルーを用意しています。 お部屋の雰囲気や好みに合わせて選べます。
お部屋や、玄関において、花を飾るのもいいですよ。椅子と組み合わせてオットマンにもなります。
我が家ではすっかりねこ様(のこちゃん)のお気に入りになっています。人間が座れない….
price: noco stool 丸¥33,000-/ベージュ ¥34,000-/サックスブルー
noco stool 角 ¥30,000-/ベージュ ¥31,000-/サックスブルー
サイズ:幅45cm×奥行35cm×高さ45cm (座面の高さ42) cm
樹種:チェリー 仕上げ:植物性オイル
こちらのオリジナルSHOPで販売しています。