マキタ18VエアダスターAS180DZ

最近と言っても半年は使った。

似たようなものでブロアーももってるから、用途が被るかなと思ってたけど、全然そんな事は無かった。

元々現場で使うのに丁度いいなと思ってて、でもそれなら既にブロワーあるし必要無いかなと思ってたけど、似て非なる物ですな。

普段の作業から大活躍出来る。

もちろん現場でも活躍出来る。しかしこいつの真骨頂は普段の作業だ!


良かった点

①やっぱりバッテリー式は取り回しが良い。

コンプレッサー式のエアダスターだとホースが邪魔!

充電工具、全てに言えることですが、取り回しが良い。

このエアダスターに関して言えば、コンプレッサー式ではホースが届かないとか、持っていくのが面倒なんて所もあっさりと掃除出来ます。

ブロワーでも出来るけど、お手軽度が段違いなんですな。これに比べるとブロワーはデカい。というか形的に直ぐ使い難い。

大きさ的にはインパクトと同程度。また、インパクトと同じ様に自立して、簡単に直ぐ握りやすいんですな。

これ重要で、作業中常に傍らに居ることになる。いや、居ることが出来るというべきか。

コンプレッサー式のエアダスターだと、ホースが邪魔で作業台に載せにくい時ありますよね。なんなら床に転がってたりするしね。

②モーター式は水が出ない。

はい。この時期エアーに水噛みますよね。

え、ドライヤーがあるからそんなことはない。いや、うちはないんですよ。

水盛大に出ます。そりゃあトランスフォーマーとかフィルターとかはしてますよ。

でも、この時期の雨降、湿度100%では完全には無理です。

それがこいつだと水を噛まない。そりゃあ構造上どこにも水分が割り込む隙間なし。なんならちょっと温風がでます。

③18Vで使える。

これはこの型番が出る前に40Vで同じ仕様のエアダスターがマキタから出てたんだけど、

40Vの充電池持ってないし敬遠してたんだけど18Vで使えるようになったので。

だけど、マキタよ、40Vと全く同じ仕様で出して良いの?と思ったね。

風量、風速全く同じ。なんなら、充電池の容量によっては18Vの方が長持ちするって。40V仕様買った人文句言ってたぜ。

まあ、こちらは18V大好き人間だから嬉しかった。


悪かった点

はほとんどないけどあえて上げると

①コンプレッサー式と比べると弱い。

これは悪い点というか、しょうがないとは思うけど、コンプレッサー式に比べるとエアーの圧力。風圧。は弱い。

どれだけ差があるかと言うと。ただダストを、飛ばす。掃除するという用途では問題は全く無い。

しかし、塗装前などに道官の中にまで入った木の粉を取ろうとすると上手く取れないといった。

単純に風圧が弱いんですな。

木工の非常に狭い範囲のみ適さないといった限定条件です。

まあ、吹き出し口の形によっては改善できるかもしれん。

②アタッチメントはこんなにいらん。

この先端のアタッチメントを取り替えてエアーの強弱や範囲を変えれるのですが。

自分の用途ではノズル7とノズル13以外使わん。というかノズル13しかほぼ使わん。

因みにこの2つの差もかなり微妙な差。

風力を取るか風圧を取るか取った所だけど、実際は風圧の差僅かよ。

他のアタッチメントに関しては使った事なし。

ただ出来ないとは思うけど空気入れのアタッチメントがあれば使うと思う。

③ちょっとだけタイムラグがある。

エアーのトリガーを握って体感0.3秒遅れてエアーが出る。コンプレッサー式だと自由自在に強弱もコントロール出来るけどそんな事は出来ない。

この事もあって塗装の時などの繊細な作業時は適さないかも。

ただ、ゴミを吹き飛ばす。掃除するといった用途では問題はありません。

まあ良い点に比べて悪い点は些細なことです。


充電工具が覇権を握って久しいですが、その中でもエアー工具の代わりで、ここまで有用&殆ど代替出来そうなのはなかなか無いんではないのでしょうか。

個人的には充電式のフィニッシュやタッカーはイマイチですので。

これからも使い倒しますぞ。